睡眠を上質に 快眠を誘うベッドルーム

目次

睡眠の質は人生の質

あなたは睡眠の質について考えたことはありますか?

ベッドに入ってすんなりと入眠できて、朝の目覚めもスッキリ。

そんな睡眠だったら、あなたの毎日はどんな風に変わりそうですか?

睡眠の質は人生の質に大きく影響します。

良く眠れた日は体調はスッキリし心は軽い。

快眠が続く毎日と不眠続きの毎日の人生の差は、相当なものでしょう。

 

あたなの毎日がよりご機嫌でやりたい事ができるよう、毎日の睡眠の質がアップする寝室についてお届けします。

寝室に対する意識

寝室に関する意識の差はとても大きいと感じています。

それをマンションのインテリア相談のお仕事をしていた時に痛感しました。

寝室にお金をかける人、必要最低限とする方、どちらが良いとか悪いはありませんが、睡眠に対するその方のスタンスが見て取れました。

経営者の方や責任ある立場の方は寝室を大切に考え、寝室にはコストをかけ、良い睡眠になるよう睡眠環境(寝室)を整えている方が多かったです。

 

睡眠=仕事のパフォーマンスと考え、寝室は投資の1つとの考えたからなのかもしれませんね。

 

職業に関わらず、誰にとっても睡眠の質は高いに越したことはありません。

どこでも、いつでも快眠できるという方は別として、睡眠の質をアップしたいと願っている方は、寝室を心と体・または幸せな人生への投資のつもりで捉えてみて下さい。

 

独立した寝室でなく、他の目的とも併用するワンルームや個室の場合も、寝室という意識でインテリアを考えると良いですよ。

どんなに素敵なインテリアだとしても、睡眠の妨げの要素があると、体と心に差し障りが出ることもありますので。

寝室 機能編

寝室のインテリアと言えば、寝室に適する色という形で紹介されることが多いですね。

もちろん色を含めたデザインも大切です。

でもデザインより、まずは機能を!というのが私の考えです。

その理由は寝室では物理的な面で、睡眠が妨げられることも多いからです。

 

空気環境(室温・湿度)・音・振動・光などです。

もしこれらの理由で睡眠の質が低下していると感じたら、何らかの対策が必要になります。

それが機能的な対策になります。

 

私は、どこでもぐっすり眠れるタイプではありません。

良くも悪くも感覚が敏感なので、ちょっとした刺激で目が覚めてしまうのです。

だから寝室の機能には、とても気を遣います。

今では、ほぼほぼ途中で目が覚めることなく、朝までぐっすり眠れています。

 

機能編の対策については多岐に渡るので、後ほどご紹介します。

寝室 デザイン編

寝室を好みのインテリアにしつらえる為に、カーテンやベッドなど選ぶのは楽しいですよね。

私も大好きです。

そんな私ですが寝室を考える時は、機能を第一優先にして、インテリアは二の次にしています。

これは好みのインテリアを諦めるという意味ではないです。

コストの掛け所という意味です。

必要な機能を諦めてまで、予算オーバーのインテリアは選ばないのが私のスタイルです。

そのおかげで睡眠の質が保つことが出来ています。

 

必然的に機能面にコストがかかるので、デザイン面でのコストは抑える必要が出て来ます。

でもコーディネート次第で、デザイン面も好みに整えられるので、結果的に機能&デザイン共に満足しています。

 

その秘訣は色に統一感を持たせることです。

特殊な色や材質にこだわらなければ、コストは極端に高くなることはありません。

当然、デザイン的には少し弱くなるので、そこは飾る小物類でランクアップさせます。

するとトータルで見た時に、見劣りしないデザインとすることが出来ます。

 

要はカーテン・ベッドカバーetc単体で美的さや洗練さを求めず、(これを求めると、価格は跳ね上がります)小物類と組み合わせて全体でインテリアを考えると、コストを抑えながら洗練されたインテリアにすることが出来ます。

これが分かっているので、機能面にコストをかけることが出来るのですね。

 

また、カラーセラピー的な観点で言えば、寝室は赤を避けるが賢明です。

暗くすれば色は見えないだろう…と思いきや、実は色は肌でも感じ取っています。

副交感神経優位になり睡眠モードになるのですが、赤は交感神経を刺激する色。

赤い部屋でなんとなく眠りが浅いと思っている方は、赤が原因の可能性もあります。

もちろん個人差があるので、支障がなければそのまま様子を見て下さいね。

 

そしてデザイン面と機能面とで大きく影響するのはカーテンです。

カーテンは付いていれば良いと考えるのは勿体ないですよ。

光対策でもカーテンについて記載しているので、参考にしてみて下さいね。

寝室の機能を備えて、睡眠の質をアップさせる 

まずはご自分の傾向を把握しましょう。

もし良く眠れていないとすれば、または途中で起きてしまうとしたら、何が原因になっていそうですか?

何事も原因を知ることが先決です。

ご自分の傾向と原因を把握したら、次からの内容を読んで対策してみて下さいね。

一番の妨げになっているものから始めるのがおススメです。

空気環境(温度・湿度)対策

あなたの眠れない原因が空気環境だとすれば、エアコン・または寝具を振り返ってみましょう。

寝室にエアコンを付けない方も少なくないのですが、これは生命の危機となる場合もあります。

最近の夏は酷暑ですからエアコンがない状況は、睡眠の質以前に、熱中症や脱水症状を引き起こすこともあり得ます。

ある意味、生命の危機を招きかねません。

オフシーズンの値段が下がっている時に、エアコンの設置を依頼するとコストを抑えることができるので、命を守る為、健康の為にも、エアコンの設置をおススメします。

 

予算に余裕があれば、エアコン機種はご自分の体質に合わせて選んで下さい。

空気清浄機付きや、冷え過ぎを押さえるセンサー付きは値は張りますが、健康面を考えるとおススメです。

光対策

眩しい光は覚醒につながり、また入眠の妨げにもなります。

空気環境同様に、光環境は自己防衛しやすいのです。

光対策は窓からの光をいかに遮るか?です。

カーテン・ロールスクリーンなどウィンドウトリートメントと言われる窓周りのアイテムで対策します。

 

最近はロールスクリーンやブラインドも増えていますが、一番手軽でおススメなのはカーテンです。

 

カーテンをおススメの理由は

・手軽でコストも抑えられる

・厚めの生地を選ぶと、ある程度の音対策にもなる

・機能とデザインのバリエーションが多い

・カーテン以外のタイプは光の漏れが生じやすい

 

カーテンなどをしても窓からの光もれが気になる方は

窓枠とウィンドウトリートメントの隙間をチェックしてみて下さい。

カーテンレールの構造によっては光もれが生じることがあり、対応した商品も販売されています。

 

カーテンの他に照明も大切です。

リモコンで操作できたり、手元でオンオフが出来るタイプがおススメです。

また調光機能がついていれば言う事なしです。

音対策

音は救急車・夜間の道路工事・近隣の状況など外的要因が多いです。

屋外からの音に対する対策は窓周りです。

 

遮音や防音機能のあるカーテンに取り換えるという手もあります。

ただ、デザインはかなり限られるので、耳栓やベッドの位置が変えられる場合はそちらも検討すると良いでしょう。

 

それでもまだ気になる場合は、内窓を付けるという方法もあります。

コストはかかりますが、室温対策にも一役買います。

交通量の多い道路に面してお部屋で、騒音が気になる場合には検討してみて下さい。

振動対策

ダンプカーなど大型車で揺れ睡眠の質が落ちる。

この場合の対策として思いつくのは下記です。

・寝床の場所をずらす(なるべく振動源から離す)

・ベッドや布団の下に振動を吸収する対策をする

 

正直、手ごわい要因です。

振動は地盤や建物の構造にも絡み、また道路や周りの環境にも関わるので、自己防衛には限度があると感じます。

 

賃貸にお住まいの方で、振動が原因で睡眠の質が著しく妨げられたり、大きなストレス原因になる場合は引っ越しのご検討も。

まとめ

睡眠については環境だけでなく、心や体の要素も絡みます。

環境を整えることで心や体の負担が減ることは多いにあります。

 

でも環境だけで全て改善できるものではないのも、また事実。

環境と共に心や体の状態も整えることが大切です。

睡眠の質には体調も絡んでいることもあるので、気になる方は医療面からもチェックしてみて下さいね。

 

また考え癖で悩み事が付きまとう…

そんな方はご自分の思考癖・感情との付き合い方を見直してみるのも大切です。

 

Beライフデザインでは、環境面だけでなく思考癖・感情との付き合い方といった生き方・在り方まで含めて日常と人生の幸福度と豊かさを追求しています。

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